

特徴
PC工法は工場で製造された鉄筋コンクリート(PC)部材を、建築現場に搬入して組立てる工法です。
当社の子会社 株式会社建研では、厳しい品質管理体制(ISO9001審査登録工場)の下、原材料の受入検査、温度管理による蒸気養生、製品検査、コンクリート強度試験などを行い、高強度・高品質なPC部材を提供しています。
工法のメリットはお客様にも
品質向上
工場で品質管理された強度の高いコンクリートを打設するため、コンクリートの劣化が進行せず、長寿命な建物となります。
工場生産により、高品質、安定品質の躯体コンクリート部材が提供できます。
工期の短縮
現場では製造された部材を組み立てるだけでよいので、現場で配筋、型枠、コンクリート打設の工程が必要なくなり、工期が短縮されます。
環境負荷の削減
鋼製型枠を繰り返し使用するため、南洋材などの森林資源である合板型枠材の使用量が削減され、建設廃棄物の削減、及び省資源化ができます。

PCの生産システム
当社では、お客さまのニーズに対応した高強度、高品質なPC部材を取り入れた生産システムを展開しています。
PC複合化
工法建物の特性、地域や敷地条件により、在来工法と建物の各部位のPC部材を適宜、組合わせて建物を生産するシステムです。
WPC工法
壁式構造PC鉄筋コンクリート工法です。当社のWPC工法は、低中層住宅を対象とした設計〜製造〜施工を一貫した生産システムで、建物躯体の壁や床に設備や仕上げ材までを組み込んだPC部材を工場で製造し、建設現場の組立をシステム化したものです。
PC・PS工法
PC工法にプレストレストコンクリート(PC部材に組み込んだPC鋼線を緊張させる)を用いる工法です。
プレストレストにより、高荷重・大スパンを可能にし、耐久性、耐震性を向上させます。
耐震補強工法
集合住宅、学校等の耐震補強にPC工法を用います。建物の外側に耐震フレームをPCで構築するシステムです。居ながら施工が可能/短かい工期/美しい外観が特徴です。
PCアウトフレーム耐震補強工法施工事例
PCアウトフレーム耐震補強工法は、現場作業の省力化、省資源化、工期短縮を目的として、外側耐震補強フレームのPC化を図ったものであり、既存建物に隣接してPC柱・梁によるPCフレームを新設し、そのPCフレームの耐力を付加することで、建物全体の保有耐力の増大を図り、耐震補強をするものです。(詳細はこちら→)

